麗しのジュードが出てるから…と、先に見た友人からの評判は知っていながら
見に行きました。
ロンドンで出会った4人の男女。
小説家(志望の死亡欄担当の新聞記者)、アメリカから冒険旅行に来たストリッパー、離婚経験ありの写真家、仕事中にエロチャットにはまる皮膚科医師。
その4人の恋愛模様…ということなんですが、はっきり言って「勝手にやってれば?」という感想。
オリジナル脚本ではなく演劇でヒットしたものらしいんですが、どこがいいのか、さっぱりわかりません。
4人の誰にも共鳴も同調もできません。劇中、やたら「愛」という言葉が出てきたけど、少なくとも「愛」を感じさせるのはストリッパーのアリスのみ。
中でも“キモイ”のが皮膚科の医師ラリー。
あんたの頭の中にはセックスとくだらない嫉妬しかないんですか?
医師というのに、全身から不潔感のオーラが出ていて、たまりませんでした。
ほんとに見ていて気持ち悪かったーーーーーー!
麗しのジュードも「なんなの、こいつ?」としか言えない理解不能な男だし。
たった4人の閉じた世界で展開するので、現実感が乏しいし、それぞれの総合的なキャラクターがわからない。
これって、ある意味非現実感前提の舞台の上でなら、まだいいのかも。
リアルなロンドンの街で展開させたのが一番の失敗?