たぶん、今の時代の子供って生まれた年が10年違えば「子供時代の思い出」なんていうのも全然違っちゃうんだろうな。
生まれたのが昭和30年代の後半だったから、物心着いたのは40年代だったと思うのですが、
子供の頃の原風景は30年代と大して変わらない。
電化はもう少し進んでいたと思うけど、道ばたにあるゴミ箱とかクリーム色の電話ボックスとか路面電車とか…。
そういう懐かしさを思い切りくすぐられはするのだけれど…
泣かせのシーンでは素直に泣いたりもするのだけれど…
CGでなければ再現できなかったのだろうけど
CGってどうしても「詰まってる」感があって息苦しい。
もっとあのころってすこーんと空でもなんでも抜けていたはずなのに。
「リアル」に見えても、それは「リアルに見える」だけであって
泣けた自分が恥ずかしくなってしまう気分。
原作の漫画のファンとしても
鈴木お父さんはあんなんじゃない!
茶川先生はあんなんじゃない!
なんで六ちゃんが女の子なのよ!
とか思っちゃったりして。