1997年の韓国映画。「八月のクリスマス」で出会ったハン・ソッキュを決定的に好きになったきっかけの映画です。久しぶりにパルテノン多摩の韓国映画特集で上映されるというので多摩センターまで行ってきました。
私にとって、ハン・ソッキュの映画の、そして韓国映画のベストは「八月のクリスマス」なのですが、この「グリーンフィッシュ」も特別な思い入れのある映画です。
好きが高じて
この映画のファンサイトの管理人までしております。
内容のほとんどはもう一人の管理人さんにおんぶにだっこではあるのですが…。
今までも何度もスクリーンで見ていますが、見るたびに胸が熱くなります。
何度目からかは、登場人物が他人のような気がしなくなってきて、自分の家族のように感じられ、最初の頃とは感じ方が変わってきました。
これはいくらなんでも感情移入しすぎなのかもしれませんが…。
一番最初の頃には主人公が公衆電話から実家に電話するシーンがたまらなかったのですが
(この場面のハン・ソッキュの演技にやられた私)
このごろは家族が呆然と、あるいは号泣するシーンでたまらなくなります。
地味な映画ですけど、ずっと残って欲しい1本。
イ・チャンドン監督、「オアシス」の次はまだなのかなぁ…