cinema diary+
2006-07-17T22:12:08+09:00
felicie
映画にまつわるよしなしごと…+αをつづります。上の写真はまだ紅葉には早い三千院。
Excite Blog
「パイレーツ・オブ・カリビアン~デッドマンズ・チェスト」
http://felicie.exblog.jp/3965356/
2006-07-17T22:12:08+09:00
2006-07-17T22:12:08+09:00
2006-07-17T22:12:08+09:00
felicie
cinema 洋画
こんなに映画を見なかったのは何年ぶりか。
ジョニーのはまり役、ジャック・スパロウ♪
第一作を見たときに、これはジョニーにしか出せない味だわと思ったものでしたが、ほんとにそう。
こんなにしなやかな役者は滅多にいない。
第三作は来年5月の公開とかで…待ちきれないです。]]>
「ブロークバック・マウンテン」
http://felicie.exblog.jp/3389148/
2006-03-25T11:17:24+09:00
2006-03-25T11:17:25+09:00
2006-03-25T11:17:25+09:00
felicie
cinema 洋画
アカデミー賞効果でしょうか。
ヒース・レジャーも、ジェイク・ギレンホールももともと「うまいなー」と思っていて好きな俳優だったのですが、さすが。
過酷な山での羊番の仕事で出会った20歳の若者二人。
日々を助け合いながら過ごすうちに強い結びつきが生まれる。
二人の関係に気づいた雇い主によって、予定よりも早く山をおろされ、次の約束もなく別れることに。
何気なく別れた後に、物陰で絞り出すように号泣するイニス(ヒース)…。
それから4年後、結婚して妻と娘二人と主に暮らすイニスのもとにブロークバックマウンテンの絵はがきがジャック(ジェイク)から届く。
魂が惹かれあうって、こういうこと。
今の生活を守らなければ…と口では必死で言うけれど
ジャックとの逢瀬となると、何も目に入らなくなってしまうイニス。
お互いがどんなに強く求め合っても世間からは許されず
自分自身でも許せないイニスのつらさ。
そんなイニスに心を翻弄されるジャックのつらさ。
切ない切ない恋愛映画でした。]]>
「クラッシュ」
http://felicie.exblog.jp/3373553/
2006-03-21T23:18:44+09:00
2006-03-21T23:18:44+09:00
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felicie
cinema 洋画
もともと群像劇って好き。「日常」を描いた映画も好き。
そういう意味でどんぴしゃになる要素はあったわけですが…
やはり良かった。
善意も悪意も交錯して、人と人とがクラッシュする都会。
何かが大きく変わることはないのかもしれないけれど
クラッシュによって少しずつ人生が、その人自身が変わっていく。
炎上する車のシーンと
透明マントを着た女の子が飛び出していくシーンでは涙があふれました。
ペルシャ人のおじいさんが娘に語るときの平穏なまなざしに
一番救われた気持ち。]]>
「キング・コング」
http://felicie.exblog.jp/3062053/
2006-01-21T20:22:23+09:00
2006-01-21T20:22:54+09:00
2006-01-21T20:22:23+09:00
felicie
cinema 洋画
うわさには聞いていましたが、ほんとにあっという間の3時間。
ハラハラドキドキの合間にクスッと笑いも入り、最後はコングとアンがエンパイアステートビルの上で見る景色にじわーんと涙が。
実は映画館に入った直後からコンタクトレンズの表面に異物が貼り付き
非常に良くないコンディションで集中力が上がらないまま見たので「じわーん」程度だったのですが、それがなければもっと入り込んで見られたはず。
ストーリーは言わずもがな。
先は分かっていても、目のあんばいが悪くても
引き込まれてしまった。ピーター・ジャクソン監督、やっぱりすごいワ。]]>
「ALWAYS 3丁目の夕日」
http://felicie.exblog.jp/2931396/
2005-12-29T22:18:10+09:00
2006-01-21T20:00:01+09:00
2005-12-29T22:18:10+09:00
felicie
cinema 邦画
生まれたのが昭和30年代の後半だったから、物心着いたのは40年代だったと思うのですが、
子供の頃の原風景は30年代と大して変わらない。
電化はもう少し進んでいたと思うけど、道ばたにあるゴミ箱とかクリーム色の電話ボックスとか路面電車とか…。
そういう懐かしさを思い切りくすぐられはするのだけれど…
泣かせのシーンでは素直に泣いたりもするのだけれど…
CGでなければ再現できなかったのだろうけど
CGってどうしても「詰まってる」感があって息苦しい。
もっとあのころってすこーんと空でもなんでも抜けていたはずなのに。
「リアル」に見えても、それは「リアルに見える」だけであって
泣けた自分が恥ずかしくなってしまう気分。
原作の漫画のファンとしても
鈴木お父さんはあんなんじゃない!
茶川先生はあんなんじゃない!
なんで六ちゃんが女の子なのよ!
とか思っちゃったりして。]]>
「フル・オア・エンプティ」
http://felicie.exblog.jp/2716228/
2005-11-28T00:41:32+09:00
2005-11-28T21:58:05+09:00
2005-11-28T00:41:32+09:00
felicie
cinema アジア
教師になるために海辺の街へ出てきた少年。
ところが、色々な手続きがあってなかなか教職に就くことができない。
そんなある日、夢に出てきた女の子と出会い一目惚れ。
「結婚したい!」
そのためには失業中では具合が悪い…。
教師という仕事と彼女への思いはとにかく一途。
器用なようで不器用で、いつの間にか周りの人も彼に手を貸したくなってしまう。
ほのぼのしつつ、社会批判も織り込まれていて、それでも笑えるコメディです。]]>
「セックスと哲学」
http://felicie.exblog.jp/2716112/
2005-11-28T00:29:24+09:00
2005-11-29T22:35:39+09:00
2005-11-28T00:29:24+09:00
felicie
cinema アジア
毎回、映像のマジックでスクリーンに釘付けにされてきたモフセン・マフマルバフの新作。
というので、期待で一杯だったのですが…
なんでだろう…。イランではなく、タジキスタンでとったからでしょうか。あの鮮烈な映像が…ない。
勿論、すごく映像にこだわってとっているのはわかるのですが、
「ギャベ」の目の覚めるような色彩美、「キシュ島の物語」の砂漠と空と海のシンプルで美しい映像、「カンダハール」のブルカや空から降る義足の衝撃、そういった目を奪われる類のものではないのです。
私にとってのマフマルバフの魅力は、映像で目を引きつけられているうちに描かれている世界に引きずり込まれていくところにあったのに…。
40歳の誕生日に4人の恋人たちと別れる…という話なのですが
これは映画じゃなくて小説でよかったかも…と思ってしまいました。
あ~、楽しみにしていただけにショック。]]>
「やわらかい生活」
http://felicie.exblog.jp/2681964/
2005-11-23T21:43:48+09:00
2005-11-28T00:44:05+09:00
2005-11-23T21:43:48+09:00
felicie
cinema 邦画
廣木隆一+寺島しのぶ、といえば「ヴァイブレータ」
あんなに心をかき乱された映画もそうそう無い。
ちょっと前に寺島しのぶがテレビドラマに出ていました。
海の家かなんかを舞台にしたドラマで、ちらっと見たけど……
この女優さん、“お茶の間”に持ち込んじゃだめよ。
スクリーンじゃなきゃ。(舞台は見たこと無いので…それはおいときます)
あまりに、生身すぎて。
両親の保険金で暮らす無職のゆうこ。
曰く、両親は神戸の震災で亡くし、恋人は地下鉄サリン事件で亡くし、親友は9.11で亡くなったと。
両親の死後、躁鬱病を発病し今も入退院を繰り返している。
インターネットで知り合った痴漢願望の男に連れられて訪れた街、蒲田が気に入って移り住む。
そんなゆうこのまえに現れる、大学時代の友人でEDの区議会議員、鬱病のやくざ、吸収から家出してきたいとこ…といった男たち。
鬱の症状が出て苦しむゆうこを、そのまま受け止めるいとこのしょうちゃん(豊川悦司)。
この二人があまりに切ない。
久々に「トヨエツ、いいじゃーん」と思ったぞ。
ぴりぴりした状況を越えたときに、二人の魂の距離がずっと近づいて
単に子供の頃からよく知ってるいとこじゃなくなり、誰よりも互いを感じあえる関係になる…。
ラスト、切ない。
トニ・コレット同様、寺島しのぶも天使のようにきれいに見えるときと不細工ーに見えるときとがあって、こういう人を演技派というのだなぁとしみじみ思いました。
普通はきれいな人はきれいなだけ、そうじゃないひとはそうじゃないだけだもの。]]>
「スリー・タイムズ」
http://felicie.exblog.jp/2657371/
2005-11-20T23:15:22+09:00
2005-11-20T23:15:22+09:00
2005-11-20T23:15:22+09:00
felicie
cinema アジア
チャン・チェンとスーチーが演じる三つの時代の三つの恋の物語。
「恋愛の夢」1966年
休暇中の兵隊さんがビリヤード場の女の子に恋をする。次に訪ねると彼女はいない。
人に尋ねて遠い街まで彼女に会いに行く。
「自由の夢」1911年
文人と芸妓。二人の間には心の絆があるけれど、男は「妾制度」に異を唱える立場から、女を請け出すことができない。
「青春の夢」2005年
カメラマンとバンドのボーカル。それぞれつきあっている相手がいるのに、惹かれている。彼女が同居人の目を盗んで彼に会いに行っている間に…。
どれも恋のある一場面を切り取ったようで、時代が変わろうと二人の立場は変わろうと
見ていてとても共感できる。
3編とも説明的な描写はなく、最初はとまどうのだけれど、見ているうちに二人の気持ちに寄り添っていける。
といいながら、実は最初の方、疲れもあってうとうとと…。
寄り添えるようになるまで、ちょっと覚悟はいるかも。]]>
「イン・ハー・シューズ」
http://felicie.exblog.jp/2657155/
2005-11-20T23:00:23+09:00
2005-11-20T23:00:23+09:00
2005-11-20T23:00:23+09:00
felicie
cinema 洋画
寒い曇り空のフィラデルフィア。有能な弁護士だけど、外見にコンプレックスを抱く姉のローズと、スタイル抜群だけど、仕事もなくふらふらしている妹のマギー。これまでもけんかは絶えなかったけれど、マギーがローズの彼氏に手を出して「出てけ!」ということに。
マギーは死んだと思っていた祖母が今はフロリダにいるらしいと知って、居候しに行き、ローズは弁護士事務所を辞め、犬の散歩係の仕事を始める。そして、二人が二人とも今まで見えていなかったものに気づき始めるのです。
履きこなせないおしゃれな靴をクローゼットにため込んでるローズ。
マギーに大事な靴を勝手にはかれて汚されて怒りまくる様子は、ほんとにブスなんだけれど
それが妹を心から思うときや、巡り会った優しい恋人に心を許せるようになっていくときにはとってもきれいな表情になる。
きれいな靴を持っているけれど、履けない姉と、きれいな靴を履くことはできても自分で手に入れることのできない妹の、お互いの無い物ねだりが衝突のもと。
自分に無いものばかりを見つめていた二人が、自分にあるものに気づき始めていく(気づかされる)様子がいい。
ねーさんか、いもうとがほしくなっちゃた。]]>
「絵本太功記」@国立劇場
http://felicie.exblog.jp/2511187/
2005-11-06T23:14:04+09:00
2005-11-06T23:12:27+09:00
2005-11-06T23:12:27+09:00
felicie
+α
二条城で光秀が春長(=信長)に不当に扱われる序幕から、本能寺の変を経て、尼ヶ崎閑居の場までの通し狂言。
団十郎丈の病気療養のために光秀の役を橋之助が代役務めたわけですが
橋之助、大人になったなぁと言っては不遜ですが
数年前頻繁に歌舞伎座へ足を運んでいた頃は、まだまだ線の細さがあって
重みの要る役は荷が勝ちすぎに見えていたのが
ずいぶん所作や表情にも重みが出てきて「おー」と思いました。
お兄さんの福助も私が歌舞伎を見出した頃は
なんだかどこか中途半端な印象だったのが年々魅力が増し
この人が出るなら見たいと思わされる女形の一人になりました。
歌舞伎の楽しみは演目もですが
役者の成長を見られることも大きいです。
で、演目の方ですが
登場人物も多彩でそれぞれに見せ場があるだけに
散漫にも思えるのですが……。うーん。
とはいえ、やっぱり生で見る歌舞伎はいいなー!]]>
「コープスブライド」
http://felicie.exblog.jp/2500075/
2005-11-05T23:16:10+09:00
2005-11-06T23:14:37+09:00
2005-11-05T23:13:57+09:00
felicie
cinema 洋画
ナイトメアも、きれいきれいなクリスマスタウンよりもグロなハロウィーンタウンのほうが魅力的だったように
ここでも死者の世界の方がずっと生き生き。
一見気持ち悪いエミリーもとっても可憐でかわいい女の子。
なので、この三角関係どうなっちゃうのか、予告編の時からドキドキでした。
外見はどうであっても、中身のいい人はちゃーんと幸せになれる。
一見弱虫の情けない男も本当にここぞというときには勇気を発揮して
自分も周りも幸せにできる。
だよね!]]>
今年の映画祭
http://felicie.exblog.jp/2296462/
2005-10-08T10:45:05+09:00
2005-10-08T10:44:14+09:00
2005-10-08T10:44:14+09:00
felicie
+α
今年はナシになりそうです。
特別招待作品はちょっと待てば映画館で見られるし
舞台挨拶があるといっても料金はロードショーと同じ1800円になっちゃったし。
これでは公開映画のPRっていうだけじゃありませんかー。
それに対してコンペ作品はあまりに情報が少なくて
何を見るかも選べない~。
せめて監督のプロフィールぐらいはのせてほしい。
場所の六本木になってキャパが小さくなった分、さらにチケットとりづらい。
それに公式サイトが不親切~~。
川島雄三の特集見たい!と思ってもろくにスケジュールも出ていない…
あーあ。
11月のFILMeXはホウ・シャオシェンの新作やモフセン・マフマルバフもあるので
こっちは絶対に行きます!
映画祭の雰囲気も手作りっぽくって好きなのよね。
チケットとれるといいな。
]]>
「運命じゃない人」
http://felicie.exblog.jp/2275868/
2005-09-28T22:33:09+09:00
2005-09-29T19:14:18+09:00
2005-09-28T22:31:37+09:00
felicie
cinema 邦画
レディースデーの割引はないけれど、前から見たかった「運命じゃない人」見ました。
これも幸せになれる。
半年前に突然出て行った彼女が忘れられない宮田武。
そんな宮田を気遣う親友の神田。
神田が宮田のために声をかけた真紀。
夜中に突然現れた宮田の元カノ、あゆみ。
そんな、一夜のほのぼの……のはずが!
その裏で繰り広げられていた、とんでもない出来事の数々。
そのとんでもない出来事が過ぎた朝
宮田君の「僕ちょっとがんばったよ」の幸せぶりにほほがゆるむのでした。]]>
「チャーリーとチョコレート工場」
http://felicie.exblog.jp/2275827/
2005-09-28T22:18:10+09:00
2005-09-28T22:18:05+09:00
2005-09-28T22:18:05+09:00
felicie
cinema 洋画
ジョニー、ありがとう。
このところ、心身共に疲れ果て、平日は勿論、休日も映画館へ行く力も出ず
ひたすらむさぼるように睡眠をとる日々でした。
久々にとれた平日の代休。しかも、水曜レディースデー。
今までなら、「よぉーし」と3本はしごが当たり前でしたが
「1本ぐらいなら…」と出かけたのでした。
街のはずれに建つ30度傾いたあばらやに住む、ほんとーに貧乏だけど、あったかいチャーリーの家族。
ベッドに寝たきりのじーちゃん、ばーちゃんのうち、ジョーじいちゃんは昔ウォンカのチョコレート工場で働いていたことが自慢で、その話を語るとなんだかみんな幸せ気分。
でも、その素敵な工場はスパイにレシピを盗まれたことがきっかけで堅く門を閉ざしてしまったまま。
その工場に世界中から5人の子どもが招待されることに…!
前半、チャーリーの家族にほろり。
家族で分け合う1枚のチョコレート。
それまで毒舌だったじーちゃんが、家族のことを思うチャーリーにかけた一言。
そして、夢のようなチョコレート工場。
チャーリーとともに感嘆の声を上げるしかない!
いやー、ティム・バートンのおかげでこんなに夢のような世界が見られるのですねぇ。
ただきれいなだけでなく毒っ気があるのが、またまた素敵。
その素敵な世界で、小憎らしいちびっ子たちが痛い目に遭うのも…。
そしてそして、ジョニー。ああ…ジョニー。
奇矯な振る舞い、スラップスティックでベタなギャグ
でも瞳には悲しみの色。
真骨頂。
「うあー!」とか「ひゃー!」とか「わはは」とか、遊園地みたいな映画の楽しみを味わえました。
終盤の“ほろり”は、私にはちょっと蛇足だったかも…
でも、幸せ気分で映画館を出られることは確か。]]>
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